珠洲市長選挙の無効が確定
原子力発電所の是非を争点として1993年4月に行われた石川県珠洲(すず)市長選挙をめぐり、敗れた反原発派の住民2150人が選挙の無効を求めた訴訟の上告審判決が1996年5月31日、最高裁第2小法廷で言い渡された。同法定は「選挙の手続き全般にわたって公正に行われたかどうか疑いを抱かざるを得ない」と述べ、選挙を無効とした一審判決を支持し、石川県選挙管理委員会側の上告を棄却した。これにより選挙の無効が確定し、やり直し選挙が行われる。
◆いま◆
やり直し選挙が同年7月に投開票され、両派とも新人が一騎打ちで争い、推進派の貝蔵治氏が1858票差で初当選した。7年後、電力3社は原発建設計画の凍結を決め、珠洲市長に申し入れた。
