30年前の日本と世界

米自動車、日本市場へ本格参入

米国の三大自動車メーカーの一つ、クライスラーは1995年10月24日、低価格で右ハンドルの小型乗用車「ネオン」を東京で発表した。GMもこの日、ジョン・スミス社長らが東京都内で、対日戦略を発表した。小型戦略車のサターン、キャデラック、シボレーの3ブランドに絞って展開するという。フォードは出資しているマツダの販売網を足がかりに、ほぼ全国に店舗網を築いており、全米一の販売を誇るトーラスの右ハンドル車を投入する。
◆いま◆
「アメ車」輸入は1996年の7.3万台がピークだった。その後は下がり続け、昨年は1.7万台に落ち込んだ。輸入車の中でも1割に満たず、「一人負け」。トランプ大統領は「もっと買え」と叫ぶが、消費者の壁が立ちふさがる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です