女の平均寿命、10年連続世界一
日本人の平均寿命は、女82.98歳、男76.57歳と過去最高を更新したことが、厚生省が1995年7月2日に発表した「1994年簡易生命表」でわかった。国によって作成時期が異なるが、女性は10年連続、男性も9年連続で世界一の長寿となっている。女性の平均寿命は前年より0.47年延びたのに対し、男性は0.32年の延びにとどまった。男女の寿命差は拡大傾向にあり、94年の差は6.41年で、過去最高の開きとなった。
◆いま◆
最新の「2023年簡易生命表」によると、女性は87.14歳、男性は81.09歳で、男女の寿命差は少し小さくなった。厚生労働省の2040年推計では、男女とも平均寿命がさらに2歳以上延びるとしている。