世界でメディア事業を展開するルパート・マードック氏率いる豪ニューズ・コーポレーション社と日本のソフトバンク社は、1996年6月20日、両社が折半出資する合弁会社を近く設立し、テレビ朝日の大株主である旺文社の子会社を買収すると発表した。買収金額は417億円余。これによりテレビ朝日の発行済み株式の21.4%を合弁会社が取得し、両社が資本参加する。役員を派遣すれば、外国メディアが日本の放送事業に参加する初のケースとなる。
◆いま◆
日本では放送事業への外資規制などの問題があるため、翌年12月、マードック氏は持ち株をテレ朝の大株主である朝日新聞社に売却し、資本参加は幕をおろした。