1996年4月25日、北京で会談したエリツィン・ロシア大統領と、江沢民・中国国家主席は、調印した共同声明に、米国を念頭に置いた「覇権主義反対」や、中ロ両国も関係を「戦略的協力のパートナーシップへ発展させる」決意を盛り込んだ。共同声明には両国軍の交流と、軍事技術協力の強化もうたった。事実上の「同盟関係」再構築をめざし、米国を共同でけん制する動きとも言える。
◆いま◆
中国とロシアはその後、上海協力機構(SCO)の中核としてインドやイランなどとの地域協力を進め、また、ブラジルやインドなどとBRICSを通じて米ドルに依存しない貿易と決済方法を目指してきた。両国の関係はますます深まりつつある。