30年前の日本と世界

世界最大のスーパーバンク誕生

大手都市銀行の三菱銀行と、日本で唯一の外国為替専門銀行の東京銀行が1996年4月1日に合併し、東京三菱銀行が誕生した。預金や金融債などを合わせた資金量が53兆円余にのぼる世界最大の銀行になるとともに、日本の銀行史には珍しい相互補完的な合併が実現した。金融界には、合計2万1000人の行員数を指して「水ぶくれで非効率」という陰口や、スーパーバンクの誕生に刺激されて合併を模索する動きなど、さまざまな思惑がうごめいている。
◆いま◆
3年後の1999年8月、第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行が全面的に統合してグループ名を「みずほ」とすることを発表した。同年10月には住友銀行と旧三井銀行系のさくら銀行が合併を発表し、メガバンク時代が始まった。

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