台湾初の民選総統に李登輝氏が当選
台湾で初めての総統直接選挙が1996年3月23日、投開票され、李登輝氏は54%の得票率で当選し、初の民選総統となった。この選挙に際して、中華人民共和国は台湾の独立を推進するものと反発し、「海峡九六一」と称される軍事演習を実施、ミサイル発射実験も行った。米国は2隻の航空母艦を台湾海峡に派遣して中国を牽制し、両岸の緊張度が一気に高まった。しかし、北京の圧力はかえって台湾への同情と李登輝氏への支持を誘う結果となった。
◆いま◆
李登輝氏(国民党)の引退後、2000年に民進党の陳水扁氏、2008年に国民党の馬英九氏、2016年に民進党の蔡英文氏が当選し、政権交代が繰り返された。2024年に頼清徳氏が当選し、3期連続で民進党が政権を握っている。
