赤字国債、過去最大の12兆円
政府は1995年12月25日の臨時閣議で、総額75兆1049億円(前年度比5.8%増)の来年度予算一般会計の政府案と、49兆1247億円(堂1.9%増)の財政投融資計画を決めた。低迷が続く景気の回復を狙い、公共事業を重視した。しかし、財源として過去最大となる約12兆円の赤字国債を含め、21兆円の国債を発行せざるを得ず、財政再建という大きな課題が先送りされた。
◆いま◆
高市内閣は26日、一般会計の総額122兆円余の来年度当初予算案を閣議決定した。新規国債を29兆6840億円発行するが、このうち歳入の不足を穴埋めする赤字国債は22兆8680億円となる。財政再建を先送りした結果、国債の発行残高は1000兆円を超えており、その利払いや返済のための国債費は、過去最大の31兆円余を計上した。
