金と銀の一口メモ

(1)金の購買力は2500年間変わらない

金は、人類史に登場してからずっと同じ購買力を維持してきました。2500年前のローマ時代の衣装、チュニックと「トガ」を買うには、1オンスの金が支払われました。現代の米国で有名紳士服店にスーツを仕立ててもらう代金も、やはり1オンスの金と同額のドルです。

 西暦301年、ローマ皇帝は食品の最高価格についての勅令を出しました。当時の貨幣は216デナリウス=金1gだったので、今の価格に置き換えることができます。これによると、
・豚肉1ポンド(453g)=4ドル
・卵1ダース(12個)=3.3ドル
・高級ワイン(740ml)=11ドル
・ビール1L=3ドル
 現在の価格とほぼ一致します。

 ローマ時代から同じ購買力を保ってきた金をモノサシとして使えば、現代のおカネのほんとうの価値を計ることができます。

◆出典:「金の眼鏡で見た おカネの風景 14」から

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