30年前の日本と世界

参院選挙で連立与党が大幅に減少

第17回参院通常選挙は1995年7月23日、投開票された。連立与党の自民は前回の獲得議席67を大幅に下回る46、社会も改選議席の半数にも届かない16で過去最低となった。新党さきがけを含む与党の3党首は、過半数をかろうじて確保したことから、連立の維持と村山富市首相の続投を確認した。投票率は国政選挙で初めて50%を割り、過去最低だった1992年参院選より6.2ポイントも下回った。無党派層の棄権が目立った。
◆いま◆
第27回参院選挙は7月20日に投開票が行われた。与党の自民・公明は改選議席の66を大きく下回る計47議席にとどまる大敗で、非改選を合わせた参院全体の過半数に届かず、衆院に続いて参院でも少数与党に陥った。石破茂首相は続投する意向を表明した。投票率は57.9%で、前回2022年の参院選を5.9%近くも上回った。

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